子どもとのお出かけや旅行にカメラを持って行くとき、「どのレンズを選べばいいんだろう?」と悩んだことはありませんか?カメラ初心者にとって、最初のレンズ選びはとても重要です。ただし高額なモデルも多く、「予算オーバーで手が出しにくい…」と感じる人も少なくありません。そこで今回は、10万円以内で購入できる初心者向けレンズ3本を厳選しました。軽量で持ち運びやすく、お出かけ先での撮影にぴったり。さらに、SONY純正の人気レンズとSIGMAのコスパ最強ズームを揃えたので、安心して選べますよ。
※私はSONYのZV-E10というカメラを使用しています。このカメラで使ってみて良いと思ったものをご紹介するので、フルサイズのカメラを持っている方には合わないかもしれません。
お出かけ用レンズを選ぶポイント
お出かけ時におすすめのレンズには、いくつか共通した条件があります。
- コンパクトで軽量
旅行や子どもとのお出かけでは、荷物が多くなるので軽さが重要です。 - 幅広い撮影シーンに対応
風景から日常のスナップまで、1本で活躍するレンズが便利です。 - 価格が手ごろ
初心者でも無理なく購入できる価格帯(10万円以内)が安心です。
この3つを満たしていれば、どんな場面でも安心して持ち出せる「お出かけレンズ」になります。
SELP1020G|超広角ズームでも軽量コンパクト

SONYの SELP1020G は、広大な景色や建築物をダイナミックに撮れる超広角ズームレンズです。超広角なのにわずか 178g と超軽量。バッグに入れてもかさばらず、気軽に持ち出せます。
SELP1020Gの魅力
- 10mmから20mmの超広角ズームで風景や建築に最適
- 電動ズーム搭載で動画撮影にも便利
- 10万円以内で購入できる手ごろな価格

「軽量で持ち歩きやすく、コストも抑えられるので、初心者が最初に選ぶ広角レンズとして安心の1本です。」
使ってみた感想
値段はちょっと高いけど、買って後悔はしていないです。自撮りで家族3人と映ったり、子どもが遊んでいる姿を近くで撮影したり、お出かけ時に大活躍のレンズです。遠くにいる子どもを撮影するのには向いていませんが、家族みんなで映れる映像を自撮りで撮影できますし、子どもとのツーショット写真をいっぱい撮影するのに向いているので、思い出づくりの作品を撮影するのにピッタリのレンズです。
SEL35F18|自然な画角で使いやすい単焦点レンズ

次に紹介するのは、SONYの SEL35F18。人間の目に近い自然な画角で、スナップ写真や家族の何気ない表情をきれいに残せます。
SEL35F18の魅力
- F1.8の明るさで背景をふんわりぼかせる
- わずか 154g と軽量で持ち歩きやすい
- 価格も抑えめで「最初の単焦点」として選びやすい

「10万円以内で手に入るコンパクトな単焦点レンズ。シンプルに使いやすく、初心者でもすぐに馴染める1本です。」
使ってみた感想
ボケ感の強い写真を撮影したくて購入しました。普段見ている景色に近い画角でボケ感も出せて、ちょっと作品っぽい1枚を撮影したい時にオススメのレンズです。写真撮影時にメインで使っているので、入園式、卒園式、入学式の記念写真を撮る時や七五三などでとても役に立っています。F1.8ととても明るいレンズなので、室内でもF値を上げなくてすむので、誕生日の記念撮影時にもエモい写真を撮影することができます。
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|万能ズームでコスパ最強

最後に紹介するのは、SIGMAの SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN。広角から中望遠までカバーできるズームレンズで、旅行やお出かけにこれ1本あれば安心です。標準ズームとしては異例の 290gの軽さ。しかもF2.8通しという明るさで、本格的な撮影も可能です。
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNの魅力
- 18mmから50mmまで幅広いシーンをカバー
- コンパクトで軽量、旅行用レンズとして人気
- 10万円以内でF2.8通しを手に入れられる圧倒的コスパ

「“万能ズーム”と呼ばれる理由はコスパの高さ。10万円以内で買える本格派ズームとして、初心者から経験者まで人気です。」
使ってみた感想
広角から望遠までカバーしたいけど、SONY純正のレンズは高いし大きいし、コンパクトなサイズでそれを叶えてくれるのではないかと思い購入しました。広角側はギリギリ自撮りもでき、望遠側はちょっと離れた子どももほどよい画角で収めてくれる万能レンズです。これひとつを持っていれば、どんなシーンも対応できるので、とりあえず持っておきたいレンズです。このレンズを一番最後に買ったんですけど、正直もっと早く出会いたかったレンズです。純正じゃないと手ブレ補正が効かないというデメリットもあるのですが、写真撮影では一切気になりませんし、動画を撮影するさいはジンバルを使って撮影することが多いので、気になっていません。
【比較表】お出かけにおすすめレンズの違いまとめ
レンズ | 重さ | 焦点距離 | 最短撮影距離 | F値 | 特徴 | おすすめシーン |
---|---|---|---|---|---|---|
SELP1020G | 178g | 10-20mm | 約0.20m | F4固定 | 超広角・軽量 | 旅行・風景・建築 |
SEL35F18 | 154g | 35mm固定 | 約0.30m | F1.8 | 明るい単焦点 | 子ども撮影・日常スナップ |
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | 290g | 18-50mm | 18mm時:約0.12m / 50mm時:約0.30m | F2.8通し | 万能ズーム・明るい | 幅広いシーンで活躍 |
焦点距離
- 広角(10mm〜20mm) … 風景や建物など広い範囲を撮影したいときに便利。
- 標準(35mm前後) … 肉眼に近い自然な画角で、スナップ写真に最適。
- ズーム(18〜50mmなど) … シーンに応じてフレキシブルに使える万能タイプ。
最短撮影距離(寄れる距離)
「どれくらい被写体に近づいて撮れるか」も意外と大事なポイントです。
旅行先の料理や花、カフェのテーブル小物などを撮るときに、寄れるレンズはとても便利。
特に SIGMA 18-50mm のように近接撮影に強いズームは、幅広いシーンで活躍します。
明るさ(F値)
数字が小さいほど背景をぼかしやすく、暗い場所でもブレにくいのが特徴です。
例えば 「F1.8」や「F2.8固定」 のレンズは初心者でも扱いやすく、表現の幅を広げてくれます。
持ち運びやすさ
「重さ500g以内」を目安にすると、お出かけのバッグにも入れやすく、長時間の持ち歩きでも疲れにくいです。
今回紹介した3本はいずれも500g以内に収まっており、初心者にも扱いやすいサイズ感です。
「軽さ重視ならSEL35F18」「広大な風景ならSELP1020G」「1本で万能ならSIGMA」と、シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
さらに撮影を快適にしたいならジンバルもおすすめ
レンズに加えて、動画をよく撮る人には ジンバル(スタビライザー) もおすすめです。軽量レンズと組み合わせれば、滑らかな映像を手軽に撮影できます。
▼DJI RS 3 Miniの紹介記事はこちら
▼Zhiyun Crane M3の紹介記事はこちら
ジンバルを導入すれば、静止画だけでなく動画でもワンランク上の表現が可能になります。
まとめ|お出かけ用レンズは10万円以内で揃う!
今回紹介したレンズをおさらいします。
- SELP1020G:超広角ズームで軽量コンパクト
- SEL35F18:自然な画角で扱いやすい
- SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN:万能ズームで旅行や日常使いにぴったり
どのレンズも 軽量コンパクトで持ち運びやすく、価格は10万円以内に抑えられる ので、初心者でも安心して選べます。
大切な思い出をもっときれいに残すために、ぜひあなたにぴったりの1本を見つけてください。