ZV-E10を購入して3年。やっとレンズの最適解に出会うことができました。私は6歳の子どもを持つパパです。カメラはおでかけや旅行、記念日で使うことが多いのですが、どのシーンにもピッタリのレンズがシグマの『18-50mm F2.8 DC DN』です。今回はその魅力について書いていきます。
最初の1本目にオススメなレンズはシグマの『18-50mm F2.8 DC DN』
『18-50mm F2.8 DC DN』の基本性能
広角から中望遠までカバーする汎用性の高さ、明るいF2.8の開放値による美しいボケ味、そしてコンパクトなボディが魅力です。このレンズ一本で、子供の全身を捉えたいときも、アップで表情を撮りたいときも、様々なシーンに対応できます。また、明るいF2.8の開放値は、室内での撮影や背景をぼかした美しい写真を撮影したいときに威力を発揮します。
レンズ構成枚数 | 10群13枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 12.1-30cm |
最大撮影倍率 | 1:2.8-1:5 |
フィルターサイズ | φ55mm |
最大径 × 長さ | φ65.4mm×74.5mm |
質量 | 290g |
自撮りから遊ぶ姿までカバー
自撮りはもちろん、公園での遊びなど、様々なシーンで活躍します。子どもとの距離感をすべてカバーできるので、これ1本あればどんなシーンも問題ありません。すぐそばにいる時も、少し離れたところで遊んでいる時も、ちょうどいいズーム幅なのでレンズを交換することなく、撮影を続けることができます。
実際に使ってみた感想
サイズ感はこんな感じ
こんなシーンに最適
【おでかけ】
公園やアスレチックで遊んでいる姿も50mmまでカバーできるので、子どもの表情をバッチリ撮影することができます。
【家族旅行】
記念撮影や自撮りも18mmの広角で問題なく撮影できます。自撮りは手持ちでもいけますし、ジンバルやシューティンググリップなどをつけても大丈夫です。
【家でのお誕生日会】
明るいレンズなので室内でも明るく撮影することができますし、ボケ感もしっかり出すことができて、エモい写真も撮れます。
あるとさらに良くなるアイテム
【ジンバル】
動画撮影がメインの方はジンバルが必須です。これはZV-E10のもともとの性能なので、レンズが〜というわけではありません。手ブレなく綺麗な映像を残したい方は絶対にジンバルを使ってください。
【NDフィルター】
これも動画撮影をメインで使う方向けです。悪いことではないのですが、日中に外で撮影しようとすると明るすぎます。動画撮影の場合はシャッタースピードをあまりいじらないので、NDフィルターで調節するのがオススメです。
比較したレンズ
■SEL1655G
シグマのレンズよりも少し広角で、少し望遠。ですが、価格が約2倍。そして、重さは+200g。APS-C用なので、ZV-E10と相性はいいのですが、価格と重さがネックに…。実際にソニーストアに行って試してみたのですが、重くてジンバル運用はちょっと厳しいかもと感じました。旅行とかおでかけでの使用がメインなので、手軽さはやはり重要です。超本格的に撮影するならいいかもしれませんが、そうゆう方はカメラもフルサイズな気がするのでだったら次の商品を買うかと。
■SEL2450G
広角ではシグマが勝っていますが、望遠は同じ。ですが、価格が約2倍。そして重さは+150g。SEL1655Gと比べると軽いですが、こちらも実際に装着してみると重さが気になりました。それにレンズのサイズも大きいんですよね。かさばりますし…。ただ、本格派を目指すなら絶対こっちがいいと思います。フルサイズですし、24mmでも自撮りは問題ありませんでした。
■シグマ 28-70mm F2.8 DG DN
ソニーでよく神レンズと紹介されている「FE 24-70mm F2.8 GM」とほぼ同じ撮影距離をカバーするレンズです。こちらは実機を試していないのですが、私の運用的に70mmは必要ないということで候補から落ちました。
■タムロン 20-40mm F/2.8 Di III VXD
こちらは望遠側が短いもの。タムロン製で純正ではないのですが、価格はシグマと同じぐらい。365gとわりと同じぐらいなのですが、一回り大きいんですよね。ここはやはり、重さ、大きさ重視ということで候補から落ちました。
純正じゃないレンズってどうなの?
私も購入する前は、手ブレ補正が〜という話を聞いていたので少し不安だったのですが、動画に関しては元から手ブレ補正すごいしな〜と思ったので、そこまで気にしないことにしました。
使ってみた感じも、写真は全然気にならないですし、動画はジンバル使わないと子どもの撮影はキツいというのは変わらないので、正直純正との差は感じていません。むしろ、性能、価格が圧倒的に良いと思っています。
購入の決め手
撮影範囲の広さ、明るくて軽い、値段も手が出せる、三位一体となった最高のレンズだと気づいたのが購入の決め手です。やはり軽さは正義ですね。サイズもちょうどよいのでカバンに入れてもかさばりませんし、首にぶら下げてても重くて疲れる…なんてこともありません。
そして、このレンズひとつで自撮りから遊ぶ姿まで撮影できるので、レンズを交換することもなくなりました。とりあえず、これを持っておけば、子どもを撮影する時のすべてのシーンで対応できると思います。
また、F2.8という明るさもオススメポイントのひとつです。撮影において明るく撮れて損をすることはないですし、F2.8だからこそ、ボケ感もしっかり出すことができるので、ちょっとカッコイイ写真、動画を撮りたいという時にも力を発揮してくれます。
まとめ
・18-50mmというちょうどいい撮影距離
・290gという絶妙な軽さ
・F2.8というありがたい明るさ
・7万円代というお手軽価格
など、求めていたものがすべて揃った万能レンズがシグマ18-50mm F2.8 DC DNです。
ZV-E10を買って初めてのレンズはどれにすればいいかと悩んでいる方はぜひこのレンズを購入してみてください。コンパクトで軽量でありながら、高画質で様々な撮影シーンに対応できるため、お子さんを撮影するのにピッタリなレンズです。