「外道の歌」の15巻のネタバレ&感想です。ネタバレがあるので、まだ読んでない方は注意してください。ついに完結しました。とても悲しい最後でした。
登場人物
カモ:主人公、復習屋
トラ:カモの相棒
逆口:超強い殺人鬼
國松:ヤバイやつ
あらすじ
鶴巻&ヘルペス vs 逆口の現場に現れたトラ。逆口のヤバすぎる性能でトラ&鶴巻の二人がかりでもかなり劣勢の状況が続く。目を負傷しながらもトラが一発お見舞い、そして鶴巻が追撃、動きが止まったところをヘルペスが撃つ。弾は手を貫通しこめかみに命中、その後膝、アッパーと追撃し、ついにダウン。朝食会で逆口の身柄を拘束し、トラはその場に現れた國松らに捕まってしまう。トラは背中の皮を剥がされるもなんとか存命。カモはトラを救出するために朝食会を頼ることに。一方で、ヤクザらの抗争も進んでおり、桜内はこの恨み合いの輪から抜けるとカモにトラを返却。朝食会で捕らえていた逆口が逃げ出すも今野によって毒殺。國松は朝食会の罠にハマり、そこでカモが登場。容赦ない攻撃で國松を捕らえて自宅にていつもどおり処理。それぞれ平穏な日常が訪れたと思いきや、買い物中のカモがヤクザに刺される。空き地に倒れ込み、家族と再開…そこにトラも現れるもまだやり残したことがあると残しトラは去る。そして、カモは死んでしまった。カモの代わりに古本屋をやっているトラの姿があり、物語はこれで完結。
読んでみた感想
ついに終わりましたね。正直カモが死ぬのは予想外でしたが、この復習の連鎖を止めるにはカモがいなくならないといけないですよね。家族だと思っているトラを今度は助けることができて良かったと思ったのに死んでしまうとは…とてもつらい人生だっただろうな。
逆口の強さも凄すぎワロタです。頭に弾丸入って生きてるって不死身すぎないですか?あれを倒せたのは本当に運が良かったとしか思えない。そして國松の最後はちょっと衝撃的すぎる。このマンガを読んでいる方なら耐性はあるかと思いますが、器具を見るからにエグすぎますね。
あとはトラちゃん生きててほんまよかった!背中の皮いかれた時ってどんな治療すんの?包帯なんか巻いたら剥がすときヤバない?とかめっちゃ心配だったよ。とにかく生きてて本当によかったです。
あと最後の最後で加世子が鶴巻に「ポッ」な表情はなんですか!そうゆうことなんですか?これはスピンオフの朝食会ででも描かれるんですかね?そんなに気にならないけど(笑)でも、朝食会が一番平穏にいきそうな感じだったな。
いや~カモには幸せになってほしかったけどな…でも、笑って死ねたから本人的には満足したんだろうね。うん。
ということで、前作の善悪の屑から続いて外道の歌は15巻で完結。途中、逆口の登場でなんかネタ化しちゃったのかと心配になったけど、しっかり終わってよかったです。復習してスッキリ+グロという個人的には新ジャンルなマンガでしたが、ストーリーも結末も含めておもしろい作品でした。作者様、今までお疲れ様でした。ありがとうございます。