子どもって、気づいたらすぐ大きくなりますよね。

  • 公園で全力疾走してる姿
  • 夕方のリビングで遊ぶ何気ない時間
  • 夏のプールや海、冬の雪遊び

スマホで撮っていると、

  • ブレブレでちょっと酔いそう
  • 室内や夜はザラザラ・真っ暗
  • 横で撮ったのに「SNSは縦がよかった…」

みたいな“惜しい動画”になりがちです。

そのモヤモヤをまとめて解決してくれそうなのが
DJI Osmo Action 6。

アクションカメラとしてのタフさはそのままに、
暗所性能・手ブレ補正・縦横両対応など、
「子ども撮影カメラ」としてかなり完成度の高い1台に仕上がっています。

この記事では、
小さい子ども〜小学生のパパママ向けに、

  • DJI Osmo Action 6の特徴
  • 競合機種との比較
    (Pocket 3 / Action 5 Pro / Insta360 Ace Pro 2 / Osmo 360)
  • パパママ目線でのオススメポイント

をわかりやすくまとめていきます。

一言で言うと「家族用なんでもカメラ」

DJI Osmo Action 6
総合評価 :5.0
メリット
デメリット

パパママ向けに超ざっくりまとめると…

DJI Osmo Action 6を一言で言うなら、

「昼も夜も・縦も横も・水も雪も、
子どもとの思い出撮影がこれ1台で完結するカメラ」

です。

特にパパママに刺さりそうなポイントはこのあたり。

  • 室内〜夜のイルミネーションまで強い“大きめセンサー”
  • 子どもが走っても酔いにくい強力な手ブレ補正
  • 縦動画も横動画もあとから切り出せる「スクエアセンサー」
  • プールや海、雪遊びにもそのまま突っ込める防水性能
  • SDカード忘れても撮れる「50GB内蔵ストレージ」

ここから、少し掘り下げていきます。

① 1/1.1インチ「スクエアセンサー」+可変絞りで昼夜どっちも強い

Osmo Action 6の心臓部は、

  • 1/1.1インチのほぼ正方形センサー(8:7)
  • F2.0〜F4.0の可変絞り

という、アクションカメラとしてはかなり攻めた組み合わせ。

これによって、

  • 室内・夕方・夜のイルミネーション → ノイズ少なめ&明るく
  • 真夏の公園や雪遊びの白い景色 → 自動で絞って白飛びを抑えやすい

と、「明るさ差が激しいシーン」にとても強くなっています。

👉 子ども撮影でよくある

  • 室内+窓からの強い光
  • 夜のイルミネーション散歩

みたいなシーンでも、『スマホより一段上の“見やすい映像”』になりやすいのが嬉しいところ。

② スクエアセンサーだから、縦動画・横動画をあとから選べる

センサーがほぼ正方形になったおかげで、

  • 撮影は「横」で持って撮るだけ
  • あとから編集で
    • YouTube用の横動画
    • SNSリール・ショート用の縦動画を同じ素材から切り出しできます。

「おでかけ時の思い出をがっつり横動画で残したい」
でも
「途中のワンシーンを縦動画にしてインスタに上げたい」

というパパママにとって、

「最初から縦で撮るか横で撮るか…」
と悩まなくていい

のは、かなり大きなメリットです。

③ RockSteady+360°水平維持で、走っても揺れにくい

Osmo Action 6には、DJIおなじみの電子手ブレ補正が搭載されています。

  • RockSteady(通常の強力手ブレ補正)
  • RockSteady+(さらに強力)
  • HorizonBalancing(最大45°まで水平維持)
  • HorizonSteady(360°水平維持)

特に子ども撮影で活躍するのは、

  • 走る子どもを追いかけながら撮影
  • 肩に担いでテーマパークを歩き撮り
  • 自転車・キックボードに付けて走行動画

といった “揺れまくりシーン”。

普通ならガクガクになりそうなシーンでも、
Action 6ならヌルッと安定した映像に仕上がります。

「パパが走りながら撮っても、家族であとから見て笑える動画」
にしやすいのは、かなり大きな武器です。

④ 子ども連れで使いやすい操作性

前後デュアルスクリーン

  • 前面:自撮りしながら、子どもと一緒にフレームインできる
  • 背面:スマホ感覚でタッチ操作

フロントにも画面があるので、

  • 「ちゃんと入ってる?」「切れてない?」と心配しなくてOK
  • 子どもにも見せながら撮影できるので、表情も自然になりやすい

クイック録画&ジェスチャー操作

  • 電源OFFの状態でも録画ボタンを押せば即録画スタート(クイック録画)
  • 手のひらを向けるジェスチャーで録画開始/停止も可能

「今!いまの笑顔!」

という一瞬に、ほぼワンアクションで録画が間に合うのは
子ども撮影には本当にありがたい機能です。

ロスレス2倍ズームで「ちょっと寄りたい」が叶う

Action 6は、画質をあまり落とさずに使えるロスレス2倍ズームに対応。

  • 公園の遊具で、少し離れた場所からでも表情をアップで撮りたいとき
  • 子どもの手元(砂場あそび・ブロック・お絵かきなど)だけをしっかり見せたいとき
  • 部屋の生活感が気になるときに、背景をちょっとトリミングして“いいとこだけ”見せたいとき

みたいな、「ほんの少し寄れたらちょうどいい」シーンで便利なズームです。

アクションカメラなので、いわゆる“望遠レンズ”のように
遠くのステージをグッと引き寄せる用途には向いていませんが、
日常の距離感の中で“もう一歩だけ寄る”感じで使うと気持ちよくハマります。

⑤ 子どもと外で遊ぶ前提の「安心設計」

防水・耐寒・バッテリー

  • ケースなしで水深20m防水
    → プール・海・川遊びもそのままOK
  • 耐寒設計で雪遊び・スキー場でも安心
  • 設定次第で4時間近い連続撮影も可能なロングバッテリー

4K60pで100分以上連続撮影できた検証もあり、家族旅行ならバッテリー1〜2本で一日をまるっとカバーできるイメージです。

50GB内蔵ストレージ

  • 約50GBの内蔵ストレージを搭載
  • microSDも追加できる(最大1TB)

「SDカードを家に忘れた!」
「途中でカードがいっぱいになって録画が止まった…」

という“あるある事故”を、内蔵ストレージがかなり救ってくれます。

大切な行事や旅行など、やり直しのできないイベントで特に心強いポイントです。

マイク・イヤホンとの連携

  • DJI Micシリーズ(Mic 2 / Mic 3 / Mini)とワイヤレス接続
  • 一部Bluetoothイヤホンのマイクにも対応
  • 子どもから少し離れた位置からでも、声をクリアに録音
  • パパママどちらかがピンマイクを付けて、Vlog風のナレーション撮影も可能

「ただの記録」ではなく、
**“思い出として見返したくなる動画”**に近づける要素が詰まっています。

競合製品との比較

ここからは、競合するカメラ5台を、パパママ目線でざっくり比較していきます。

Osmo Action 6 vs Osmo Pocket 3

ざっくり一言:

  • 外遊び・水辺・アクティブな子ども撮影 → Action 6
  • 室内Vlog・トーク・作品寄りの映像 → Pocket 3

Pocket 3の強み

  • 1インチセンサー+ジンバルで、映画みたいな滑らか映像
  • 背景ボケがキレイで、商品紹介やトーク動画と相性◎
  • くるっと回転する大きめディスプレイで操作しやすい

子ども撮影で気になる点

  • 本体は防水ではない(防水ケースが必要)
  • ジンバル部分がむき出しで、落とすと故障リスク高め
  • 子どもに持たせたり、雑にバッグに放り込むのは少し怖い

「子ども連れでガシガシ外に持ち出す」
という使い方をするなら、タフさと防水性でAction 6がかなり有利です。

Osmo Action 6 vs Osmo Action 5 Pro

ざっくり一言:

  • “とりあえずアクションカムを1台”なら5 Proもまだアリ
  • 暗所・逆光・縦横両対応まで欲張るなら6

■共通している良さ

  • 4K120p対応で画質はどちらもかなり優秀
  • 強力な手ブレ補正&20m防水&長時間バッテリー
  • フロントスクリーン&マグネットマウントなど、使い勝手もほぼ共通

■Action 6で進化したポイント

  • センサー:1/1.3 → 1/1.1インチスクエア
  • 絞り:F2.8固定 → F2.0〜F4.0可変
  • 正方形撮影 → 1回の撮影で縦動画・横動画両方に使える
  • 360°水平維持が4Kで使えるように

すでにAction 5 Proを持っていて、

  • 夜はあまり撮らない
  • 縦動画はスマホで済ませる

というスタイルなら、無理に買い替えなくてもOK。
逆にこれから買うなら、長く使えるのはやっぱりAction 6という印象です。

Osmo Action 6 vs Insta360 Ace Pro 2

ざっくり一言:

  • 編集もガッツリやる“動画ガチ勢パパ” → Ace Pro 2も候補
  • 家族みんなで気軽に使う → Action 6が無難で扱いやすい

Ace Pro 2は、

  • 8K30p対応の8Kセンサー+Leicaレンズ
  • 高度なAI編集機能と充実したアプリ

と、スペック的にはかなり “攻めた” カメラです。

ただし、

  • 8K運用はデータが重く、PC・スマホ負荷も大きい
  • アプリや操作に多少慣れが必要
  • すでにDJI製品を使っていると、エコシステムが分かれる

といったポイントもあるので、

「お父さんが編集含めて趣味として楽しむ」
ならかなり面白い選択肢ですが、ファミリーで気軽に使う1台目としてはAction 6のほうが扱いやすいです。

Osmo Action 6 vs Osmo 360

ざっくり一言:

  • VR的な360°体験を残したい → Osmo 360
  • 日常の記録・編集のしやすさ重視 → Action 6

Osmo 360は、いわゆる“360度カメラ”。

  • 8K 360°動画
  • あとからどの角度でもリフレームできる

という、見ていてめちゃくちゃ楽しいカメラです。

ただし、

  • 基本的に「あとから編集して角度を決める」必要がある
  • データがかなり重いので、PC・スマホの負荷も大きめ

といったハードルもあるので、

「VRヘッドセットで家族旅行を追体験したい」

くらいの映像好きパパには最高ですが、最初の1台としてはAction 6のほうが現実的です。

競合商品との比較表(子ども撮影目線)

子ども撮影で使う前提で、ざっくり比較した表がこちらです。

カメラセンサー / 絞り防水性能得意なシーン子ども撮影との相性
Osmo Action 61/1.1型スクエア / F2.0–4.0可変20m(ケースなし)公園遊び、プール、旅行、夜のイルミ◎:昼夜問わず強く、縦横両対応。1台完結型
Osmo Pocket 31インチ / F2.0固定非防水(ケース必要)Vlog、トーク、シネマティックな作品撮り○:屋内イベントや発表会向き。アクティブな外遊びはやや不安
Osmo Action 5 Pro1/1.3型 / F2.8固定20m(ケースなし)日中のアウトドア、スポーツ○:今でも十分優秀。夜や縦横両取りを求めるなら6が有利
Insta360 Ace Pro 21/1.3型8K / F2.610m防水高画質アクション、クリエイティブ撮影○〜◎:親が編集ガチ勢なら最強クラス。ただし扱いはやや玄人向け
Osmo 360デュアル1/1.1型スクエア / F1.910m防水360°VR、8K没入映像△:めちゃ楽しいが、編集負荷とデータ量が大きく、ファーストカメラ向きではない

DJI Osmo Action 6のオススメポイントまとめ

最後に、**「小さい子〜小学生のパパママ」**目線で
Osmo Action 6を選ぶ決め手をまとめておきます。

1. 昼も夜も「とりあえずこれ持っていけば安心」

  • 大型センサー+可変絞りで、
    室内・夕方・夜景・イルミまでスマホ以上の安心感。
  • 「今日はどのカメラを持っていこう…?」と迷ったときの1本目に。

2. 縦も横も“あとから選べる”のが本当にラク

  • 撮影時は横でOK。編集で縦・横どちらにも対応。
  • YouTube・Instagram・LINEなど、投稿先が増えてきた今の時代にぴったり。

3. プール・海・雪・雨でも、子どもと同じ目線で撮れる

  • ケース不要の防水・耐寒で、子どもと一緒に水に入ったり、雪の中に置いたりも怖くない。
  • 「壊したくないから」と距離を取らずに、子どもと同じテンション・同じ目線で撮れるのが魅力。

4. 誰が撮っても“見やすい動画”になりやすい

  • 強力手ブレ補正+360°水平維持で、撮影に慣れていないママでも、じいじばあばでも、それなりに整った映像に。
  • 「家族の誰が持っても大丈夫」なカメラです。

5. SDカード忘れ・容量切れの不安が小さい

  • 50GB内蔵ストレージがあるだけで、精神的にかなりラク。
  • 子どものお祝いごとや家族行事、旅行など、やり直しのきかない“一発勝負”のイベントで特に心強いポイントです。

6. すでにDJI製品を持っている家庭ならなおさらおすすめ

  • Osmo Pocket 3
  • DJI Micシリーズ
  • DJIドローン

などをすでに持っている場合、アプリやアクセサリ、色味の相性が良く、編集や管理がシンプルになります。

こんなパパママには特におすすめ

DJI Osmo Action 6
総合評価 :5.0
メリット
  • スマホ動画はよく撮るけど、ブレや暗さが気になってきた
  • 子どもとの思い出を「ちゃんとしたカメラ」で残したい
  • SNS用の縦動画も、家族用の横動画も、片方に偏らず残したい
  • 編集はほどほど、でも画質と使いやすさは妥協したくない
  • これから数年間、子どもカメラの“相棒”として使える1台が欲しい
デメリット

このどれかに当てはまるなら、DJI Osmo Action 6はかなり有力な候補になるはずです。